CO₂排出量・削減貢献量を算定しました。

「脱炭素」「カーボンニュートラル」... 
SDGsの広まりやCOP27開催でこれらの言葉を目にすることが増えてきています。

当社では、CO2排出削減のターゲットを絞り、削減に向けた施策を検討するためにCO2排出量を算定(=見える化)しました。
さらに、当社の事業活動でCO2削減にどれだけ貢献しているかについても見える化しました。
見える化はクライメート・コンサルティング合同会社 白川氏に監修いただきました。

「見える化」の結果

どれだけ排出しているか

当社の2021年度の総排出量(燃料および電力による排出量)は1872tでした。
これは一般家庭の排出量に換算すると、約300世帯分に相当します。

エネルギー源別の内訳は下図のようになっています。

社用車用燃料が約8割を占めています。当社では高所作業車を使用した業務を主としているため、軽油によるCO2排出量が多くなっています。

どれだけ削減に貢献しているか

続いて2021年度のCO2削減貢献量は7355 tでした。
これは、「当社の環境性能に優れた製品・サービスを化石燃料に置き換えた場合に比べて、当社の製品・サービスがあることよって年間7355tのCO2削減に貢献している」という意味です。

製品・サービス別の内訳は下図のようになっています。

当社の木質燃料(チップ・ペレット)の製造販売による削減貢献量が約9割を占めており、残りは太陽光発電システム設置工事、照明のLED化工事による削減貢献となっています。

現状、そしてこれから

インフラを支える電気工事という重要な任務を行っている半面、作業車からCO2が排出されてしまうのはジレンマを感じてしまいます。
CO2排出の見える化で軽油使用による排出量が多いことがわかったので、これを削減ターゲットにしたCO2削減作戦を社内で検討中です。
CO2排出を必要最低限に抑えつつインフラを支えていくことが当社の目標です。

一方、木質燃料や太陽光発電システム、照明のLED化といった日々の業務でCO2削減に貢献できていることは誇らしく思います。
削減に貢献する事業は継続し、削減に貢献できる新たな事業に取り組むことも考えています。

このように、CO2排出量と削減貢献量を見える化することで、CO2削減への取り組みや今後の事業について見直すことができます。
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